基礎は鉄筋コンクリート造（以下RC基礎）としています。RC基礎の⼯法には「ベタ基礎」と「布基礎」があり地盤状況や、建物を考慮して決定いたします。
特に標⾼1000mを超える地域では、凍結による不具合が起きないように地中深くまで基礎を作るため、基礎梁が⼤きい頑丈な基礎となります。
基礎⼯事費は⼀般地域よりやや割⾼になりますが寒冷地においては重要なポイントです。 基礎の上に使用する⼟台には、耐⽔性、防蟻性の⾼い、「くり」「ひのき」材を使⽤しています。

「⽡」
⽊造建築と相性がよく、⾵格のある落ち着いた雰囲気となります。適切な施⼯とメンテナンスで半永久的に屋根を維持できます。軒⽡には様々なデザインがあります。

「板⾦ガルバリウム鋼板」
⽡より軽いため、構造的にも有利で割安になりますが、周辺環境に応じて定期的に塗り替える必要があります。
縦葺きと横葺きがあり、屋根の形によって選定します。カラーも多種あります。

外壁材は、耐⽔性の⾼い「からまつ」か「ひのき」を使⽤します。⾬に濡れにくい部分にはアクセントで漆喰を使⽤することもあります。
外壁板の張り⽅は、横張りと縦張りがあり、それぞれ等間隔に桟⽊がつきます。

【価格】
ひのき＞からまつ
縦張り＞横張り

伊藤工務店では、耐⽔性の⾼い「からまつ」で作ることが多いです。対応年数は環境によりますが、⾬のかからない場所で20年程度、⾬のかかるところで10年程度です。
さらに⾼級な「くり」で作れば「からまつ」より５年程度⻑持ちします。
他にも⽊質樹脂、アルミなど、お客さまのご予算に合わせて対応可能です。

※建築後、デッキだけ増設も対応可能です。

「竿縁天井」
梁の間に等間隔に竿を並べ、その上に天井を張る伊藤工務店で標準的に用いる天井形式です。

「勾配天井」
屋根の⾓度に沿って斜めに張るため、高低差ができ空間の広がりを演出できます。

天井には軽くて⽊⽬のきれいな杉板を使⽤します。
お客さまのご希望に合わせ素材やデザインを決めます。

「左官による漆喰塗り」
⽊造空間との相性が良く、⽩⾊で明るく上品に仕上がるため⽞関や居間、和室などにお勧めしています。

「⼤⼯による杉板張り」
調湿効果が⾼く⽊の⾹りや⼿触りが味わえる仕上げ。
漆喰と違いちょっとしたフックなどを後から打ち込むこともでき、傷や汚れも⽬⽴ちにくいため漆喰よりも気楽に扱える壁です。クローゼットや⼦供部屋、寝室などによく使います。

「タイル、キッチンパネル」
⽔跳ねや汚れが気になるキッチンや洗⾯所の壁に使います。お客さまがお好きなタイルをネットで購⼊され、施主⽀給品として施⼯することもありす。

※予算に応じて⼀般的な壁紙での仕上げも⾏います。

「職⼈による⽊製建具」
⼤型の開⼝部や、特殊な納まりに対応できます。建物本体と調和し美しく仕上がります。

「国内メーカーのサッシ」取扱メーカー：YKK、LIXIL、など国内サッシメーカー全般
経済性、機能性に優れています。内観⾊、外観⾊を選ぶことができアクセントにもなります。

※いずれもガラスは断熱性を考慮してペアガラスが基本となります。場合によりトリプルガラスも採⽤できます。

床材は基本的に無垢材を使⽤し、⽊の種類は「くり」や「なら（オーク）」など硬くて、摩擦に強い⽊をお勧めしております。無塗装の硬⽊は、長年使用することで艶のあるいい味が出てきます。
幅9~10cm程度、厚み1.5cmを基本として、床なりが起きにくいよう下地板の上に仕上げ板を張る⼆重張りとしています。
床材は種類、⽊⽬の美しさや節の有無などで価格が変わります。設計段階で予算に合わせたお好みの床板を⼀緒に検討いたします。

「国内外メーカーのシステムキッチン(以下MSK)」
TOTO、LIXL、タカラ、Panasonicなど様々お取り扱いできます。

「セミオーダー（MSK＋⽊⼯事カウンター）」
オープンキッチンの前⾯に⽬隠しカウンターを設けたい⽅にお勧めです。

「フルオーダーの造作キッチン」
MSKの多機能収納が必要ない⽅や天板の⼤きさやシンクやコンロの位置など⾃由に決めたい⽅にお勧め。
※⾷洗機をオーダーキッチンに組み込む場合、仕様や⼨法、間取りや冷蔵庫、⾷器棚の配置などお客さまと⼀緒に家事動線を検討させていただきます。

「国内外メーカーの既製品」
経済性、機能性に優れており、様々お取り扱いできます。

「セミオーダー」
タイルや⽊の天板＋洗⾯ボール、⽔栓⾦具、⾼さ、奥⾏き、幅などお客さまのご希望に合わせて作ります。
天板にタイルや⽊の板、ステンレスを使いたい⽅にお勧めです。

※鏡や棚なども、⽊で作ることができます。

「国内外メーカーのユニットバス (以下MUB)」
経済性、機能性に優れており、様々お取り扱いできます。

「セミオーダー（MUB＋腰上壁、天井ひのき板張り）」
MUBの防⽔性、経済性を⽣かしつつ桧の良さを楽しみたい⽅にお勧めです。

「フルオーダー」
ユニットバスでは物⾜りない、お⾵呂にこだわりたい⽅にお勧めです。

建具は「職⼈による⽊製建具」を基本しています。
オーダーメイドなのでどんな開⼝部でもすっきり納まり使いやすく仕上げます。
材質は「すぎ」で美しい⽊⽬を⽣かした建具なので、⽊造空間との調和も取れます。
⼀般室には「板⼾」和室には、「障⼦」や「ふすま」をお勧めしています。

飾り棚、⾷器棚など作り付け家具はもちろん、机、椅⼦、ベッドまでご希望に合わせて作ることができます。 お気軽にご相談ください。

※DIYをご希望のお客さまへ
テーブルの天板や材料のみのご注⽂でも対応いたします。
愛着を持って過ごすためにも大切なことだと思います。

「化学素材商品」
化学繊維、発泡樹脂などの⼀般的な仕様です。
経済性、機能性に優れています。

「⽊の繊維や⽺⽑などの⾃然素材商品」
化学素材商品に抵抗がある⽅にお勧めです。
やや割⾼となります。

※断熱性能については「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づく「住宅性能表⽰制度」において「断熱性能等級4」を基本として計画しております。

⼀般的な⾼気密住宅では機械による空調管理を前提として室全体を気密シートで包み空調した空気が漏れないよう施⼯します。
私たちが建てる木造建築に⾼気密施⼯をしてしまうと⽊が呼吸できなくなり、家の寿命を縮めてしまう可能性があると考えています。
とはいえ寒冷地ですので冬隙間⾵が⼊って寒いということのないように透湿性のあるシートで外部を覆い、壁の中に適度な空気の通り道を作ることで、⼈と家どちらにもよい環境となるよう⼯夫して施⼯しています。
また法定の24 時間換気については各居室に給気⼝を設け、トイレや洗⾯脱⾐室から常時換気できる計画としています。

「ガス、灯油ファンヒーター」
国内メーカー対応可能です。
FF式は配管計画があるので事前にご相談ください。

「エアコン（夏）」
国内メーカー対応可能です。
柱が室内に出る「真壁造」ではつける位置に制約があるので事前にご相談ください。

「薪、ペレットストーブ」
国内メーカー対応可能です。
煙突の配管計画があるので事前にご相談ください。

地震に対する建物の強度を⽰す指標のひとつである品確法に沿って制定された耐震等級では、震度6強から7に相当する、数百年に⼀度起こる⼤地震に耐えうる強度を持つように計画する「耐震等級１」を基本としています。
構造材は他社と⽐べ⾻太で頑丈に作っており、また建物の外形をお客さまのご希望プランに合わせつつ極⼒整形にすることで、地震の⼒に対してバランスよく耐える計画を⼼がけています。

※耐震等級や⻑期優良住宅の認定などご要望があれば対応いたします。

カーポートについては事前に⾏政⼿続きが必要ですが、 ⾃然豊かな⼟地柄なので、⾵景を楽しむためにも住宅地のように塀や⽣垣を作る⽅は少ないかと思います。
最初はアプローチや屋根の⾬だれに砂利を敷く程度で、あとは⽣活しながら少しずつ植栽や家庭菜園など⼿を⼊れられるお客さまが多いです。時間の経過と共に⾵景に馴染む家と暮らしを楽しまれています。
「前⾯道路から家までのアプローチに⽯を敷きたい」
「雑草が⽣えないよう防草シートを敷きたい」
「コンクリート⼟間を打ちたい」など
⼯事後でも施⼯可能ですのでお気軽にご相談ください。

ストーブや暖房設備、夏のエアコンなど、よくお問い合わせいだくことをまとめました。
その他ご不明点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。